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ワンダーランドで破滅を
☐僕のワンダーガール
 きらきらと、目にまぶしいくらい目の前の階段は輝いていた。エメラルドグリーンにきらめき太陽光を反射している。
 ああ、まぶしい。目を細める。
(ん?)
 細めた先の、その階段から。なにかが、降ってくる。なにか……誰かが。
 ゴツンと思いきり額同士がぶつかりあい、危ないじゃないかと声を張りあげようとした。
 そこにいたのは、まぎれもなく「天使」だった。
「……君は誰?」
「あなたはだあれ? まるで騎士様みたいね! おとぎ話の、騎士様」
 見かけによらず幼い雰囲気に言いよどんでしまって、これは面倒なことになりそうだと、エメラルドグリーンの階段を仰いだ。

歌さんの詩から。


☐純潔カタストロフィー
 すでに終わっているのよ、と少女は嗤った。皮肉を織り交ぜ、優美に微笑んでみせる。なにが、とは聞かない。
「そうね。この心臓も、そのうち動かなくなる」
 黒い羽が少女を包みこむ。彼女の手におさまった小さなそれは、弱くも鼓動を放っていた。
「君は、それをいったいどうするつもりなんだ……」
 それを、天使の心臓を。
 問いに少女は答えず、ただ笑うばかり。そしてそのまま姿を消した。
 ――天使の心臓は乙女の純潔を司る。
 そう、言っていたのは誰だったか。

お題はまほろばの春様より。
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(非公開コメント受付中)

わぁああああああああまさかの! ことに! 動揺しまくってます、ありがとうございますっ<(_ _*)>

歌さま詩からのボーイ・ミーツ・ガールでニヨニヨしていたら、一転、退廃的な雰囲気になってゾクゾクです。純潔をつかさどる天使の心臓が動かなくなる、ということは、持ち主の乙女が純潔でなくなる・大人になる、っていうことなのかなあ。でも、もう終わってるらしいし、初恋にやぶれて自棄になって堕落していく、とか。そういうのも好きだなニヨニヨ(*´꒳`*)

しかし本当に嬉しくて踊りだしそうで(笑)
Re: タイトルなし
朔ちゃん
前々からずっと使いたいなーと思っていたのでありがたく使わせていただきました//
イメージとしては後者のほうだったりしますによによ(*ノノ)
初恋ってなんとなく純粋というか、純愛なイメージが強いので、純潔でも…大丈夫よね、なんて思いながら書いてたり…w

これからもお借りします(深々
初めまして(^^*
小説・文学マニアの方から足を運ばせて頂きました。

まだこの作品しか見ておりませんが、セリフの入れ方がとても自然で、尚且つ地の文と同様にとても優美なので、とても新鮮な印象を受けました。というのも、私はついつい『詩』と言うとセリフがない、あってもほんの少しだと言う先入観を持っておりますので…(-ω-;

両作品ともとてもテンポが良く、特に『☐純潔カタストロフィー』は徐々にテンポが短くなってゆくのが、風前の灯と化した天使の心臓の鼓動のようで…(・∀・

機会あらば、他の作品も読ませていただきますねm(__)m
sunさん
こちらこそ初めまして!
わざわざお越し下さりありがとうございます…!

な、なんだかものすごくもったいないお言葉をいただいている…!!//
優美だなんてありがとうございます嬉しいです(*ノノ)
新鮮ですか!
わわっ、純潔カタストロフィーでそれを汲み取ってくださるとは思いませんでした…!
そんなにたくさんの嬉しいお言葉をいただけて…もう昇天しそうな勢いです。゜(゜´∀`゜)゜。

散文しか散らばっておりませんが、お時間が許されるのならばぜひ…!
足を運んでくださりありがとうございました!
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空野海

Author:空野海
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生誕:2月14日

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