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【心に響くは君の音】
お友達の空のキャンパスの管理人、杏様から素敵小説をいただきました+。
うちがリクエストしたものに早速答えてくれて、管理人、嬉しいですw

この小説には我がオリキャラと、杏様のオリキャラが出ております。
このオリキャラたちの関係は読んでから♪
うちが好きなオリキャラなんですよ、杏様のはw


ではでは、雲をクリックして読みましょう♪
... Read more ▼
「橙…それ、何の本?」



横からひょいと覗く、オレンジ色の瞳。

俺の髪とよく似た明るいオレンジ…強いて言うのなら、夕陽色だろうか。


そして、君のその金色に靡く髪とよく似た色の俺の瞳。

そう、俺と君の容姿は似ているようで全くの逆だった。



「…“罪と罰”。」

「あ…ドフトエフスキーね。それなら、私も読んだ事あるわ。」



…口下手では無かった。

けれど時々…いや、殆ど本に気を取られて素っ気無い返事をする。

それでも君は、俺との会話を繋げてくれた。


大抵の人は「邪魔しちゃいけない」という気遣いや、

「会話が続かない、つまらない」という理由ですぐに俺の傍を離れた。



本は好きだ。

けれどそれと同じくらいに、好きな事とモノがある。



「この間ね、面白い本を見つけたの。今度、持って来るわね。」



…それは、誰かと本の話をすること。

そしてもうひとつ。



――…君と過ごす、この時間。



「…ありがとう…楽しみにしてる。」



君を見かけると、大好きな読みかけの本もパタンと閉じて歩み寄る。

そして薄く微笑んで、「こんにちは」の挨拶から始まるんだ。


君の声、君の笑顔や仕草…

君の綺麗な髪と瞳が、いつの日からか目に焼きついて。

そしてある日、君は俺の心に何かを植え付けた。



「…翠麗…」

「ん…何?」



それは“恋”という名の、病。

君が微笑む度、何かが優しい音を奏でる。



――…恋の音。…君の、音。



その音は今にも消えてしまいそうなくらいちっぽけで、

だけど心の中に響いて、響いて、ちっぽけだった音が大きくなって返って来る。


君の音…心にしっかり、届いたよ。




「“恋の音”って、聞いた事あるか…?」






      ―― これからも響き続けて、決して消えることの無い大切な音色 ――
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空野海

Author:空野海
since:2009.3.21
生誕:2月14日

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